それに対して、1500万円を少しずつ取り崩しながらも年2%(実質1%)の単利で運用できれば、25年間分で金利を合わせた総額は約1950万円になり、家計の余裕が違ってくるからだ。
では具体的に株の資産運用を何から始めればいいのか。折しも、今年から年間40万円まで非課税で20年間の長期運用ができる「つみたてNISA」がスタートした。個人投資家は自分で個別銘柄を選ぶのではなく、金融庁がつみたてNISA用に認定した投資信託商品を買えばいい。株運用を増やしたい人なら投資信託を別口で買う方法もある。
※週刊ポスト2018年1月26日号