ネット配信が充実したおかげでレコーダーの出番が激減
30代の会社員Bさんは、10万円弱くらいの全録レコーダーを家族で購入した。しかし、そこまで使い込んでいるわけではないという。
「私自身が、全録で録ってある番組を後から見るのは、週に1番組あるかどうかという感じですね。そんなに頻繁に見ることはないです」
Bさんは元々ドラマを録画してみることが多かった。
「最近は、ネットでの見逃し配信が多いので、レコーダーではなく、『TVer』などのサイトからスマホで見ることが増えています。やっぱりスマホの方が手軽ですね」(Bさん)
そんなBさんの一方で、妹はかなり使い込んでいるようだ。
「妹はジャニーズ事務所のアイドルの大ファンで、出演番組をブルーレイにダビングして残しています。レギュラー番組はもちろん、ゲスト出演した番組も全部チェックしているようで、全録を導入してから録り逃しがなくなったと喜んでいます。特に、ジャニーズの番組はネットで配信されることもあまりないようなので、“ジャニヲタにとって全録は必須”と話しています」(Bさん)
ネット配信の充実によって、全録レコーダーの出番も減りつつあるようだが、コアなユーザーにとってはまだまだ欠かせないものとなっているようだ。