そして大勢波動を見極めた上で『入口の見極め』つまりエントリーポイントを見極めます。資金管理を徹底した上でエントリーポイントさえ間違えなければ、仮に相場が逆行して含み損が生まれても、いずれ含み益に変わる日が訪れるでしょう。
世の中の大多数のトレーダーは、相場が反対方向に動いたら慌ててロスカットする傾向にありますが、エントリーポイントさえ間違っていなければ、遅かれ早かれ、いずれ含み益に転じる可能性が高いのでロスカットは基本的に必要ないと考えています。
実際に私は、基本的にロスカットなどせず、これまで億の利益を獲得しています。
冬季オリンピックは相場の値動きに影響を与えにくい?
では、私はいかにして大勢波動を見極めているのか。基本的にはテクニカル分析によって見極めます。テクニカル分析さえきちんとできていれば、相場の流れは掴めると考えています。
とはいえ、ファンダメンタルズ分析を無視するわけではありません。ファンダメンタルズの中にもヒントになることがあるので、それは意識しておきます。
例えば、直近のイベントで言うと平昌オリンピックがあります。一般的に、オリンピック開催国の株はオリンピック開催前に買われ、開催後には売られやすい傾向があります。
オリンピック前までは建設関係などオリンピック関連の特別な受注があるので、それによって活性化する企業があり、開催国の株が買われやすくなります。しかしその特需が無くなれば企業の受注が減り、今度は株が売られやすくなる、ということです。