サラリーマンの賃金が上がらず横ばいの中、給料など待遇の良さを目当てに政治家を目指す人も少なくない。実際、各市町村の市長たちには、いくらぐらいの給料が支払われているのだろうか。
主要都市(県庁所在地、政令指定都市、東京23区)の74首長の月間給与ランキングのトップ5とワースト5を見てみよう。
まずはトップ5から。最も高い月給を受け取っているのは横浜市長だった(順位/市・区/給与額の順)。
1位/横浜/1,599,000円
2位/福岡/1,300,000円
3位/札幌/1,280,000円
4位/浜松/1,277,000円
5位/港区(東京)/1,253,000円
最も月給が安いのは、名古屋市だった。
70位/佐賀/935,100円
71位/水戸/860,000円
72位/青森/850,000円
73位/大津/722,400円
74位/名古屋/500,000円
(注1)各自治体の平成28年度資料を基に編集部作成。名古屋は平成29年度の数字。
こうして見ると、市長たちの給与は世間の平均水準と比べ、総じて高額であることがわかる。特に都市部では、給与を含め、待遇のよさを目当てに政治家になろうとする例もあるようで、地域の発展のために尽くすという志もなく、騒動を起こすものも少なくない。そんな“ざんねんな市長”の出現を防ぐべく、一人ひとりの市民が目を光らすことが大切である。
※女性セブン2018年2月8日号