中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

名刺を持つのはダサいし交換も意味ナシ? 名刺を巡る新潮流

【2】業界内著名人が出てきた場合、名刺が復活する
 前出の通り、下っ端ども同士の名刺交換タイムが終わった後、突然会議にその会社のエース級のいわゆる「業界内有名人」みたいな人が登場します。すると、先ほど「名刺切れているんですよ……」と述べた人が突然「あっ、1枚だけありました!」と言い、ペコペコしながらその大物と名刺交換をします。これも悪くない。打算をもって貴重な名刺を出すのはセンスある。

【3】突然検索し始める
 名刺交換をしたところ、突然スマホを出すので何をするのかと思えば、私の名前を検索するではありませんか! えっえっ、なんなのこれ? と思っていたら「あぁ、ツイッターのフォロワー、案外多いじゃないですか! フォローしときますね」なんて言われて脱力します。

 クラシックな日本のビジネスマンであれば、隔世の感がある昨今の東京の一部における名刺事情ですが、そんなに嘆かないでください。ビジネスのスタイルは日々変わるものです。

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