申告書の記入は無料相談会の活用も
自分が使える控除を確認し、必要書類をそろえたら、確定申告書に記入する。申告書は税務署で配布しているものをもらうか、国税庁のホームページからダウンロードもできる。
「申告書の書式にはAとBがありますが、パートの給与所得のみ、または年金所得のみの人は申告書A、個人事業主やフリーランスはBを使いましょう。ただし、Bは誰が使ってもよいので、迷ったらBを選べば間違いありません」(税理士の山本宏さん、「」内以下同)
申告書の記入は、決して難しくはないが、専門用語も多く、計算も必要なため、悩んだらプロに頼るのが確実な方法だ。
「確定申告の時期になると、どの税務署や地元の税理士会でも、確定申告の相談会を無料で開きます。書き方はもちろん、見逃している控除、よりお得になる申告方法もアドバイスしてくれるので積極的に活用しましょう」
仕上げた確定申告書に、添付書類をそえて税務署に直接提出、または郵送すれば、申告は終了だ。
※女性セブン2018年2月15日号