住まい・不動産

大学に入って一人暮らしするならここに住もう【法政・立教大学編】

池袋にある立教大学キャンパス

 大学入試センター試験も終わり、受験シーズン真っ盛り。受験生の中には、大学に入ったら一人暮らしを始める人も多いだろう。初めての一人暮らしに心が浮き立つのは分かるが、住む場所の当たりハズレは、学生生活の充実度に大きく影響するもの。併願する受験生も多いであろう法政か立教大学に合格した場合、どこに住むのが正解なのか? ライターの金子則男氏がオススメの街を紹介する。

【法政大学】

 法政大学は、市ヶ谷キャンパスと多摩キャンパスの2か所があり、当然住む場所はまったく違ってきます。ここでは「市ヶ谷キャンパス編」と「多摩キャンパス編」に分けて、それぞれ紹介します。

・市ヶ谷キャンパス
(1)総武線沿線 (平井~小岩)
 市ヶ谷キャンパスは、飯田橋と市ヶ谷という、都内でも有数の交通の要衝駅が利用でき、選択肢は極めて広範囲です。その中でも、なるべく家賃を押さえ、なおかつ通学時間を短くしたいのなら、総武線に東に向かうことおよそ20分の平井~小岩間はいかがでしょう。いずれもお洒落っ気がある街ではありませんが、一通りのものは揃っていて、住みやすさは抜群です。

「ワンルーム・1K・1DK」の家賃相場は平井が7.29万円、新小岩まで行けば6.93万円で、7万円を切ってきます(ライフルホームズ調べ。以下同)。都会を楽しむためには、総武線で西に向かいたいところですが、西に向かうと、三鷹でも家賃は7.18万円。城西地区の家賃の高さが際立ちます。

(2)南北線沿線 (駒込以遠)
 飯田橋から南北線で北に向かうという手もあります(南方向は家賃が超高いゾーンなので問題外)。中でも狙い目は、山手線の外に出た駒込以遠。駒込の次の西ヶ原駅は、もともと東京外語大があった関係か、庶民的な物件があり、家賃も7.0万円とお手頃です。西ヶ原駅が寂しすぎるというのであれば(西ヶ原駅は東京メトロで乗降客数が最小)、隣りの王子も良いでしょう。

(3)有楽町線沿線 (千川以遠)
 市ヶ谷と飯田橋を通る有楽町線も、当然考えたい路線の1つ。一大歓楽街の池袋からわずか2駅の千川までいけば、家賃は7.0万円まで下がります。千川は落ち着いた住宅街が広がり、スーパーなども充実。池袋で終電を逃しても歩いて帰れる距離なのも嬉しいでしょう。さらにもう少し先の成増付近まで行けば、6万円前後で部屋が借りられます。

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