サイドメニュー活用で「2種類の定食を食べている感覚」
数ある定食チェーンのなかでも、特に大戸屋によく行くという20代の女性会社員Mさん。お気に入りは「彩り野菜と炭火焼きバジルチキン定食」だ。
「日頃野菜不足なので、野菜の多い定食はうれしい。大戸屋の『彩り野菜と炭火焼きバジルチキン定食』はご飯としてバランスが良く、個人的にベスト。普通の定食屋さんではこれだけ野菜を全面に出したメニューが揃っていることはないですから、本当にありがたいです」
一方、まだまだがっつり食べたいという30代の男性Nさんも、大戸屋のファン。しかし、定食だけでは少し物足りないこともあるという。
「たとえば『鶏と野菜の黒酢あん定食』に、小鉢の『かぼちゃコロッケ』(149円)や『ほうれん草の胡麻和え』(149円)などを追加したり、『チキンかあさん煮定食』に『ミニ野菜の黒酢あん』(371円)を追加して、2種類の定食を同時に食べている感覚を楽しんだりすることもあります」
また、大学生のSさんは、ファミレスのように長時間利用することもあるという。
「定食屋さんでは珍しくドリンクバーがあるので、長時間利用することもできます。ただ、お昼時と夕飯時は混むので、その時間は避けて、学校終わりの3時くらいから、夕方5時くらいまで、ご飯がてら、ドリンクバーで友人とおしゃべりをすることも多いです」
客層や時間帯に応じて様々な利用法が可能なことも、大戸屋が愛されている理由なのかもしれない。