戸松信博の明日の爆騰株を探せ!

株価下落は長期的には好機か 日本株の銘柄選びのポイント

今の日本株の銘柄選びのポイントは?

 米国の長期金利上昇をきっかけとした世界同時株安の影響で乱高下相場が続いているが、今、日本株投資をする際に、注目すべきテーマやポイントはどこにあるのか。グローバルリンクアドバイザーズ代表の戸松信博氏が注目するのは「第4次産業革命」の進展だ。それを踏まえて、戸松氏が今の相場の銘柄選びのポイントについてアドバイスする。

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 大きく下落した世界の株式市場だが、日欧の中央銀行は量的金融緩和を続けており、2008年のような金融危機とはほど遠い状況である。となればこの株価下落は長期的に見れば買いのチャンスとも捉えられるはずだ。そうしたなか、どのような銘柄に目を向ければいいか。

 まず世界経済を牽引しているのは、高性能半導体によるAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)といった「第4次産業革命」である。今後の発展のカギを握る高性能半導体はすでに製造装置が不足するほど需要が増大しており、これが主導する格好でまだまだ世界経済の成長は見込めるのだ。

 そう考えていくと、銘柄選びの“本命”には、やはり「半導体」関連が浮上してくる。たとえば半導体向けの精密加工装置と精密加工ツールの両方で世界トップのディスコ(東証1部・6146)、世界有数の半導体製造装置メーカーの東京エレクトロン(東証1部・8035)などは、旺盛な半導体需要が追い風となる“ど真ん中”の銘柄といえるだろう。

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