利用可能エリアはまだ少ないが、支払いはラク
それぞれの外食チェーンによって細かな違いはあるが、基本的にはまず公式サイトなどで宅配可能エリアかどうかを調べる必要がある。そして、宅配可能エリアだった場合は、ネットや電話などでメニューを注文。電話であれば配達員にお金を支払うこととなる。ネットでの注文なら、カードで決済可能だ。
「デリバリー可能なエリアは、そこまで広くありません。都心部であっても範囲外のケースも珍しくない。また、最低利用価格があり、1人前だと微妙に足りないこともあるので、1人暮らしではちょっと利用しにくい部分もあるとは思います。ただ、複数人数でのパーティーのときなどには便利でしょう」(小浦氏)
マクドナルドやガストのデリバリーサービスを頻繁に使うという30代の女性Aさんはこう話す。
「在宅で仕事をすることが多く、できるだけ外出したくない時には、とても便利です。手元に現金がなくてもカード決済で注文できるので助かります。1度に2食分をまとめて注文することも。注文してから届くまでの時間は大体20分くらいでしょうか」
さらに、Uber Eatsなどのデリバリーサービスからも、チェーン店メニューの宅配は可能だ。前出・小浦氏が語る。
「Uber Eatsやドコモの宅配サービス『dデリバリー』からも注文が可能な店舗も増えています。公式サイトからの注文と料金が異なるケースもありますが、dデリバリーの場合はdポイントが使えるなどのメリットもあります」
様々な形で一般的になりつつあるチェーン店のデリバリーサービス。今後はさらに身近なものとなっていきそうだ。