全身を古着で揃えるのは厳しい?
前出のWさんもKさんも、上から下まで全身を古着で揃えるということはしないという。
「ブランド物の古着だと、多いのはアウター。もともとの値段が高いので、古着なら手が届く感じです。ワンピースやTシャツなんかも買いますが、そこまで積極的には買いません。だから、古着で全身コーディネイトということはあまりないです」(Wさん)
「ジーンズなどは裾の問題もあって、しっくりくるサイズの古着を見つけるのは、本当に至難の業。だから、基本的にパンツ系は新品を買うことが多いです」(Kさん)
またWさんは、古着店で購入したアイテムをまた別の古着店に売ることもあるという。
「ブランド物は、古着店での買い取りの需要も高いので、着なくなったものは断捨離の意味も込めて売るようにしています。新品で買うと思い入れも強くて、着なくなっても売れずにタンスの肥やしになってしまいがちですが、古着で買ったものは気兼ねなくどんどん売ってしまいます」(Wさん)
ただ単に安くファンションを楽しめるというわけではない古着。賢く利用する必要がありそうだ。