そして、飲食代も一部は経費にしているという。
「単純に原稿を書くだけでなく、記事のネタを出さなくてはならないので、とにかくアンテナを高く保っていなければいけないのが私の仕事です。そのために、いろんな人と会って、様々な話を聞くようにしています。そうすると自ずと飲食代がかかるわけですが、その一部も経費にしています。交際費の経費は年間150万~200万円くらいでしょうか。もちろん、普段の食事は経費にはしません」(Aさん)
また、基本的には自宅で原稿を書いているということで、家賃や光熱費なども一部経費にしているという。
「自宅兼事務所という状況なので、およそ半分くらいの家賃と光熱費を経費にしています。あと、携帯電話やネット回線の費用などは、完全に仕事に必要なものなので、すべて経費。源泉徴収の全額ではありませんが、かなり返ってくるという感じです」(Aさん)
一方、Aさんと同じく、ホステスのBさんもまた、確定申告の際にしっかり経費を計上するという。
「見た目が重要なお仕事なので、やはり衣装代がかなりかかります。レンタルする着物や自前のドレス、下着なども含めて、年間300万円くらい。常連のお客様に贈るお歳暮やお中元なども含めた接待交際費も多いです。美容院の費用はもちろん、化粧品代、タクシーなどの交通費も経費計上しています」
もちろんどこまでが経費として認められるかは人それぞれ。迷った場合は、税務署や税理士などに相談してほしい。