カーテンを二重に
「節約のためにはまず部屋の環境を整えるべき」と指摘するのは節約アドバイザーの和田由貴さん。
窓枠から侵入する冬場の冷気は、カーテンの“包囲網”を破って室内に流れこむ。冷気の侵入を水際で食い止めるには、カーテンの強化がカギとなる。
「100均で買えるビニールカーテンを普通のカーテンの内側にかけ、“二重カーテン”にすれば、効果的に冷気を遮断できます。冷気は室内の下の方に溜まるので、カーテンと床の間に隙間があったら長めのビニールカーテンを利用したり、カーテンと床の間にクッションを置くなどして、隙間を埋めることも大切です」（和田さん）
暖房器具は“窓際族で”
窓から入る冷気の対策として効果的な別の方法は、窓際に暖房器具を設置することだ。オールアバウト家電ガイドの戸井田園子さんが指摘する。
「窓側に石油ファンヒーターやガスファンヒーターを設置すると、器具から出される温風が冷気を“撃退”して室温低下を防ぎます。暖房器具は部屋の中心に置くよりも窓際に設置するほうが室内を効率よく暖めるのです」
ホットカーペットの下に銀マット
足元ポカポカがうれしいホットカーペット。これをさらにパワーアップさせる裏アイテムが100均やホームセンターで手に入る「銀マット」だ。
「銀マットには、冷たい空気を遮断して熱を床下に逃がさない機能があります。銀の面を上にしてホットカーペット下に敷けば、ポカポカ率が一層アップします」（藤山さん）
ちなみに銀マットを浴槽に浮かべれば、お風呂のお湯も冷めにくくなる。
