「企業年金も税金が源泉徴収されて支払われますが、その場合の税額は公的年金より高い税率で計算される。多めに税金が天引きされているわけです。そのため、まとまった金額の企業年金を受給している人が確定申告すればほぼ確実に税金が還付されます」
年末になると、その他にも生命保険料や地震保険料など「控除証明書」と書かれた葉書が送られてくる。いずれも「還付金の種」となるが、見つからない場合は、最低限、医療費のレシートと社会保険料の証明書、それに身分証明書を持って相談会場に行ってみれば、相談員がイチから丁寧に説明しながら手続きを進めてくれる。
※週刊ポスト2018年3月9日号