“事実上の”元本保証というなら、社債購入という選択肢もある。たとえば昨年発売された損保ジャパン日本興亜なら年利約1%、ソフトバンクグループは約2%と魅力的だ。
「社債は購入した時点から利回りが変わりませんし、満期まで毎回利息が入り、満期には全額返還される。損保ジャパン興亜やソフトバンクグループが5年や10年で倒産するとは考えにくいので、まさに『ほったらかし投資』です」(ファイナンシャルリサーチ・代表の深野康彦氏)
社債は販売期間が限られており、両社の社債は現在は買えないが、企業は定期的に売り出すため、今後のチャンスはある。
虎の子の資産であるからこそ、余計な不安や面倒を避け、あえてほったらかしにするという発想も必要かもしれない。
※週刊ポスト2018年3月9日号