ここ数年、ポイント還元率の高かったクレジットカードがサービスを軒並み終了。ポイントがお得に貯まらなくなったことで、今やカードは“特典”で選ぶ時代に。そこで、年会費が多少かかっても選びたいのが、プライスレスな特典がついたカード。ここではコスパ最強“憧れ”カードのひとつ「ラグジュアリーカード」を紹介する。
“金属製”のカードがセレブ感を演出
日本では、2016年11月に発行されたばかりの「ラグジュアリーカード」は、Mastercardの最高峰ステータスとなる「ワールドエリート」ランク。特に驚くのは、カードが金属でできている点だ。
グレードは、チタン→ブラック→ゴールドで、チタンやブラックはステンレスとカーボン、そしてゴールドは24金でコーティングされている。持っているだけで、セレブ感が味わえそうだ。
クレジットカードに関するセミナーの講師などを務める菊地崇仁さんはこう語る。
「特典としておすすめなのは、国際線の手荷物無料宅配サービス。たとえば、通常、羽田や成田から関東甲信越までの送料は1往復約4000円ですが、それが、行きも帰りも3個ずつ無料。これで1万2000円程度の得に」
他にも、全国のTOHOシネマズでの映画鑑賞がチタンカードで月1回、年12回分無料になる(約2万1600円分得)。
また、新生銀行の口座を引き落とし先に指定すると、ネットでの他行宛振り込みが月10回まで無料になり、通常4000円の海外送金手数料も、月1回まで無料になるといった特典がある。
さらに円定期セットの金利が上乗せになるなど、資産運用がよりお得になるプログラムも用意。
高級レストランでは2人以上の利用で、1人分が無料になるサービスも。
以上の特典を使うだけでも、年会費の元は取れる。