そのほか手の届きにくい吊り戸棚には、普段あまり使わないものを収納する。
「上の段にはお菓子作りの道具やパーティ用の食器類、鍋・カセットコンロなど、めったに使わないものを。大きなものはケースに入れなくてもOKですが、蓋のある箱に収納すると、その上にまたほかのものを乗せることができるので、スペースをフル活用できます。
手を伸ばせば届く下の段には、ラップやアルミホイル、キッチンペーパーなど、よく使うもの。これらの細かいグッズをしまうには、プラケースが便利です。取って付きのモノを選ぶと、より取り出しやすくしまいやすいです」
ちなみに、100円ショップで気をつけたいのが、“ついつい買ってしまう便利グッズ”。館山さんは、「パスタを茹でられるタッパーウェアとか、白髪ネギが簡単に作れるスライサーとか、魅惑的な便利グッズがたくさんあります。とはいえ、なかには一見便利そうでも、すぐに使わなくなるものも。安いからといって“すぐ買う”癖はNG。“あったら使うかも”ではなく、“使うから買う”ようにしましょう」と話す。
「買うのは簡単でも、案外なかなか捨てられないもの。そもそも買わないことも大切です」