あともう1つ、今後の日経225の動きを考える上でポイントとなるのが「窓」です。
チャート上で「窓」が開いていれば、その窓はいずれ埋められることになりますので、トレードをする上で大きなヒントになります。私自身、20年以上かけて窓だけを研究しましたが、埋められなかった窓はありませんでした。
直近の日経225の相場で言うと、2月の下落局面で1か所だけ窓が開いています。「2万3107~2万3187円」あたりに大きな窓が開いていますが、「日経225の相場はいずれこの水準まで上昇してくる」と私は考えています。
ぜひあなた自身でもチャートを確認し、窓を見つけてみてください
3月の日経225の見通しは?
さて、3月の日経225はどのような動きになると考えられるでしょうか? 私の考えをお伝えさせてもらいます。
相場にまつわる格言として「彼岸天井」「彼岸底」といったものがあります。「お彼岸の時期に相場が天井、もしくは底になる傾向がある」という意味です。それでは、今年の日経225はお彼岸の時期に向けて上昇、もしくは下落、どちらの傾向になる可能性が高いと想定されるでしょうか。
1つ材料として考えられるのが「配当金」です。くりっく株の日経225証拠金取引で買い玉を持っていれば、1年間で1ポジションあたり約3万円強の配当金が入りますが、この3月末だけでも1ポジション当たり約1万3000円の配当金が入ります。そうなると、配当金狙いの買いが入ってくることが想定されます。