コンビニグルメの定番といえるサラダ。シンプルなグリーンサラダはもちろんのこと、様々な具材を使った個性的なサラダも人気だ。コンビニグルメに詳しいライターの小浦大生氏はこう話す。
「コーンサラダ、ツナサラダなどの定番はもちろん、蒸し鶏を使ったサラダ、パスタ系サラダ、豚しゃぶサラダなど、各社が食べごたえのあるサラダを販売しています。サイドメニューというよりもむしろ、サラダだけでお腹を満たせるくらいのものも多いです」
たとえば、セブン-イレブンではオーソドックスな「ミックス野菜サラダ」(163円、税込み以下同)のほか、「豚しゃぶと9種野菜のサラダ」(399円)、「たっぷりきのこのサラダ」(380円)「くずして食べる パリパリ麺のサラダ」(360円)などが販売中。ローソンでは「厚揚げと釜揚げしらすのサラダ」(420円)、「鶏唐揚げのパスタサラダ」(298円)など、ボリューミーなサラダも多い。また、ファミリーマートでは、スポーツジムのRIZAPとコラボした「RIZAP キーマカレー風サラダ」(368円)という商品も販売されている。
「通常のグリーンサラダであれば100kcal以下程度ですが、具材がしっかり入ったサラダの場合は300~400kcalというものもあります。サラダというより、ほぼ“ごはん”といった感覚ですね。カロリー的にも選択肢の幅が広がっているといえるでしょう」(小浦氏)
ローソンは叙々苑とコラボしたチョレギ風サラダ
最近ではサラダと同様に人気となっているのが、「サラダチキン」と呼ばれる商品。そのまま食べられる加工済みの鶏むね肉で、カロリーが低いという点からも人気となっている。
「ローソンの『サラダチキン』であれば1袋あたり115g、145kcalで238円。ボリュームがある割に糖質が少なく、サラダの具にするにはちょうどいいと思います。ハーブ系の味のものやレモン風味のものなど、各社いろいろな種類のサラダチキンを発売しています。変わったところではファミリーマートの『国産鶏サラダチキン(カラムーチョホットチリ味)』(258円)なんていうものもあります」(小浦氏)