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長生き時代の保険の変化 医療保険料アップ、生命保険料ダウンへ

 ただし、虎の子の資金を保険、それも掛け捨て型に投入するのは考えものだという。

「そもそも資産は、貯金、投資、保険と分散させた方が安心。現金はインフレに弱く、投資はリスクがある。そして保険は万一に備えるものでリターンは期待すべきではないことを覚えておきましょう」(竹下さん)

 どうしても保険にリターンを求めたいなら貯蓄型の終身保険もある。中でも今なら「外貨建て」の商品がお得だと、ファイナンシャルプランナーの高井豪さんは話す。

「円建ての貯蓄型終身保険は今やほぼ元本割れ。しかし、ジブラルタ生命の『米国ドル建終身保険』やメットライフ生命の『ドルスマート』などの外貨建ては利回りが高く保障も手厚いんです」(高井さん)

 ただし、外貨を円に戻すタイミングをはかる判断力が必要になる。50代で加入するなら、状況を見極められる元気があるうちに受け取りたい。

※女性セブン2018年3月29日・4月5日号

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