医療保険とともに見直し対象となるのが、がん保険だ。
これまでがん保険といえば、治療だけでなく収入補填やかつら購入費などに幅広く使える「診断一時金」がついたタイプがいいといわれてきた。だが最近は、初回に限らずその後も数年にわたり治療負担をカバーする商品が増え、人気を集めているという。ファイナンシャルプランナー・竹下さくらさんが語る。
「治療が長引くと収入が減るため、再発した時も毎年給付金があると心強いですよね。その場合、再発しても支払い要件が厳しくて下りないタイプより、一度がんと診断されたら再発の有無にかかわらず支払いが続くタイプを選ぶ手もあります」
診断後も治療時に給付金が下りるタイプのほか、QOL(生活の質)を維持するための特約や緩和ケアを保障する特約、差額ベッド代もカバーする商品も登場している。自分ががんになったら何が必要かを考えて選ぶようにしたい。
※女性セブン2018年3月29日・4月5日号