教育資金がほとんど準備できなかった場合でも、こうした制度を活用することにより、進学を諦めることは避けられるかもしれません。
いずれにしても、進学の当事者はあくまでお子さん自身です。高校や大学では「お金」の話はあまり教えてくれません。進学に関する話をするのをいい機会として、お金に対して考える習慣を身につけてもらうことも大切だと思います。
◆しみず・あや/CFPR、1級FP技能士、住宅ローンアドバイザー、証券外務員I種。30歳でファイナンシャル・プランナーとして独立、長野・東京で活動中。主に30~40代の「普通のくらし」を求めている方への「自分がお客様の立場だったらどういう判断をするか」を軸にお金の持ち方・つかい方のアドバイスに力を入れている。ライフプラン作りから資産運用まで老後にわたる継続的なサポートすることを事業理念として活動している。HPはhttp://www.fp-saku.com/。