多くの飲食チェーンで様々な割引サービスが実施されているが、中でも多いのが“語呂合わせサービス”だ。外食業界に詳しいライターの小浦大生氏はこう話す。
「“語呂合わせサービス”とは、店の名前や食材を語呂合わせにした日付のみに行うサービス。月に1回程度の頻度で実施するケースが多く、語呂合わせで日付を覚えておけば、サービスがある日を忘れにくいというメリットがあります」
代表的な語呂合わせサービスといえば、天丼チェーン「天丼てんや」の「てんやの日」だ。毎月18日を「10=てん」と「8=や」で「てんやの日」として、割引を行っている。
「これまで『てんやの日』といえば、通常500円の天丼を390円で販売するというサービスを行っていました。しかし、2018年1月に天丼が540円に値上げしたことを受け、サービス内容が変更。今年の3月18日は、天丼を創業当時と同じ480円で販売するという形のサービスとなりました。以前のように390円ではなくなりましたが、今後も『てんやの日』は継続していくとのことです」(小浦氏)
また、ケンタッキーフライドチキンは、毎月28日を「にわとり」の「にわ」にちなんで、この日に限り「とりの日パック」を販売している。この「とりの日パック」は、オリジナルチキン4ピースとナゲット5個という1380円相当のセットだが、特別価格1000円で販売される。