資格取得後の8月にはすぐ、特別養護老人ホームで週4日・9~18時のパートを開始。現在は13~14万円の月収を得ている。介護の仕事は無資格でもできるが、Hさんのように介護職員初任者研修を修了している方が採用されやすいのだ。
「実際に介護の仕事をしてみると、現場は想像以上に明るくて、介護への見方が変わりました。40才過ぎの私でも、周りは人生の大先輩ばかりなので“若くていいわね”なんて、娘のようにかわいがってもらえるんです(笑い)」
現場経験を3年ほど積んで実務者研修を修了すると国家資格・介護福祉士の受験資格ができる。
「働きながらステップアップできるのも魅力ですね」
需要が高い上、自分の家族の介護にも役立てられる。取っておいて損のない資格かもしれない。
(取材協力/湘南ケアカレッジ)
※女性セブン2018年4月12日号