Nさんの場合、入学する前に、着物は持ち込みやレンタルが可能か、完全個別指導で休んでも振替が可能かなどを確認した上で今の学院を選んだという。「着物着付け教授1級」の最高資格を1年半で取得し、受講料・認定料で60万~70万円ほどだった。
現在は週3~4回、デパートでの接客業のほか、週2回の着付け講師のパートとフリー着付師の仕事を組み合わせ、収入は月平均8万円ほどになるという。
「3月は卒業式、秋は七五三、年末年始は初詣でがあるほか、冠婚葬祭と一年中忙しい。成人式は1日で5万円ほど稼げることも」
一生に一度の記念日に寄り添う仕事なだけに毎回真剣勝負。着物の選び方やマナーが身につくのも魅力だと熱く語ってくれた。
(取材協力/彩華文化学院)
※女性セブン2018年4月12日号