「住宅街にあるドラッグストアは地域密着型の店が多いので、店員さんと顔見知りになると、サンプルをたくさんもらえるなどのメリットがあります。スギ薬局やセイムス、ツルハドラッグにこの傾向が強い印象があります」(齋藤さん)
B子さんは週末になると、夫に車を出してもらい、郊外にあるウエルシアの大型店舗へ。ここでは、用意しておいたメモを見ながら、カゴいっぱいに、箱ティッシュや紙おむつ、洗濯用洗剤などを積み上げていく。
「郊外の店舗は、都心に比べて地価が安いため、全体的に都市部よりも値段を抑えることができる。とくにトイレットペーパーや箱ティッシュなどのかさばる消耗品は、車で大量購入しに来る客の需要に応えて仕入れを多くして安く売っている。
逆に都心で売られる消耗品は、わざわざここで買うくらいだから緊急性が高く、少し高価でも買うだろうと判断して強気の値段設定になっている」(菅原さん)
※女性セブン2018年4月12日号