2017年度のドラッグストア売り上げランキングでトップ5のウエルシア、ツルハドラッグ、サンドラッグ、マツモトキヨシ、コスモスには、それぞれ次のような特徴がある。ドラッグストア事情に詳しいファイナンシャルプランナーの齋藤惠さんが言う。
「ウエルシアのウリは、専門家が監修した健康志向のPB(プライベートブランド)食品。糖質オフのクロワッサンや、低糖質・低脂肪のハンバーグなどドラッグストアだからこそ作ることができる内容です。しかも、割高になりがちな健康志向の食品の中で、クロワッサン2個で129円など安さも忘れていない」(齋藤さん)
また、24時間営業の店舗を増やす意向も発表しており、急な病気にも心強い存在だ。
ツルハで注目すべきはPBブランドの「エムズワン」の日用品だ。
「『エムズワン』の洗剤やトイレットペーパーは他のドラッグストアと比べても安くて高品質。また、健康食品も安い。例えばコエンザイムQ10入りのサプリや青汁は、他のドラッグストアで取り扱っているナショナルブランドのものより1000円近く安いこともある」(齋藤さん)
3位のサンドラッグと、5位のコスモスはとにかく安い。
「とくに“ディスカウントドラッグ”を謳うコスモスは食料品も薬品も安く売ることに尽力している。だから定番品や生活必需品はコスモスで買うことをおすすめします」(齋藤さん)