一方、バンカーリング付きのスマホケースを愛用しているのは、20代の男性Bさん。
「バンカーリング付きだとポケットに入れる時などに引っかかったりしそうから、不便だと思っていたんですが、試しに使ってみると、まったく落とさないし、スマホを持つのが楽。あと、動画を見るときにはスマホスタンドにもなるし、使い勝手もいい。もうバンカーリングなしのスマホケースは考えられません」
スマホのバンカーリングは、ケースと一体化しているものもあれば、バンカーリング単体のものもある。
「バンカーリングを本体に直接貼り付けて使っていたときなんですが、どうやら上手く貼り付いていなかったようで、バンカーリングが剥がれて、本体を落として破損したことがあります。一回貼ったバンカーリングを無理やり剥がそうとして、本体に傷をつけてしまったことも。便利な一方で、いろいろと気をつけるべき点もあると思います」(Bさん)
選べるケースがない、マイナースマホの悲しみ
iPhoneシリーズであれば、スマホケース・カバーの種類も豊富で、自分好みのものを見つけ出すこともできるだろう。しかし、マイナー機種となると、そうもいかない。30代の女性Cさんは、韓国のLG社製のスマホを長年愛用している。
「5年以上前の機種なので仕方ないんですが、もう専用のスマホケースは売っていません。そもそもこのスマホが発売した直後でも、専用ケースは1種類くらいしかなく、ほぼ選択の余地はなかったんですけどね……」
Cさんのスマホケースは、手垢にまみれてかなり汚くなってしまった。
「食器用洗剤やハンドソープなどを使って定期的に洗ってはいますが、塗装もだいぶはげてきて、かなりみすぼらしくなっています。表面の汚れをヤスリでこすってみたこともあったんですが、単に傷がついただけでした(苦笑)。もうスマホ自体も限界なので、機種変更することを考えています」(Cさん)
破損を防ぐことができる一方で、機種変更の原因になりうる人もいる。スマホを購入する際には、ケースについても考慮したほうがよいのかも。