もはや生活には欠かせないツールとなりつつあるスマートフォン。スマホケース・カバーを利用するユーザーも多いと思われるが、そもそも「ケース」と「カバー」はどう違うのだろうか。
単純に言葉の意味だけを考えるのであれば、「カバー(cover)」は何かを覆うために使うもの。一方の「ケース(case)」は何かを入れるための容器や箱という意味だ。つまり、スマホを覆うものが「カバー」で、スマホを入れるものが「ケース」というように分類することもできる。しかし、覆うものであろうが、入れるものであろうが、その形状や機能について何らか明確な定義があるわけではない。 「カバー」と「ケース」もスマホを保護するものという点では同義だ(以下、本文ではケースと表記)。
では、様々なタイプのスマホケースがあるが、ユーザーはいったいどんな基準で選んでいるだろうか。
iPhone6を3年以上使っているという30代の男性Aさんは、iPhone本体の落下防止のためにスマホケースを使用しているという。
「iPhoneはボディーに引っかかりがなく、乾燥した手で持つと、すぐに滑り落ちてしまう。そういった落下を防止するために、あまり滑らないようなスマホケースを使っています。そのため、ツルツルのポリカーボネイト製のスマホケースよりも、個人的には表面が適度に凸凹している木製のスマホケースが好きですね。使って行くうちにどんどん手に馴染んできて、今落とすことはほとんどありません」
そんなAさんが使っている木製のスマホケースは、5000円くらいするものだという。
「正直、ちょっと高いかなとは思いましたが、スマホを落として買い換えることになるよりはよっぽどいいので、出費も仕方ないかなと思います」(Aさん)