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投資

桐谷広人さんも注目する高利回り期待の4~6月優待銘柄

桐谷広人さんが注目する4月以降の優待銘柄とは?

 株主優待といえばピークは多くの上場企業の決算期が集中する3月末といわれるが、最近は4月以降でも株主優待がもらえる銘柄が存在する。しかも、値上がり益も狙える「掘り出し物」も見つかりやすい。そこで株主優待に詳しい専門家に、少なくとも3%以上の実質利回り(配当利回り+優待利回り)が期待できる4~6月の優待銘柄を厳選してもらった。

 まずは“株主優待ライフ”の実践者として知られる「株主優待のカリスマ」である将棋棋士・桐谷広人氏がピックアップする。

「宝印刷(東証1部・7921)が特に注目です。カタログから1500円分のフルーツジュースや焼き菓子などが選べ、利回りは3.45%と高い。

 意外に思われるかもしれませんが、若い女性向けの洋服ブランド会社のハニーズホールディングス(東証1部・2792)も優れています。実質利回りは5%近い。優待はお子さんやお孫さんへのプレゼント代わりにするといいでしょう」

 6月に権利確定する銘柄では「実質利回り4%以上の銘柄が多い」と桐谷氏はいう。

「すかいらーく(東証1部・3197)は約15万円で投資でき、優待分と配当を合わせた実質利回りは6%を超える。同じく外食なら三光マーケティングフーズ(東証2部・2762)という選択肢もあります。実質利回りは7%を超え、運営する居酒屋チェーン『金の蔵』や『楽釜製麺所』などが近くにある人には非常にいい。

 他にも、元手は30万円以上かかってきますが、営業用のワンルームマンションを扱うアーバネットコーポレーション(ジャスダック・3242)やJT(東証1部・2914)なども注目しています」

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