・国際的なスポーツを含めたスポーツ振興くじ、競馬などの公営ギャンブルを振興する
・ビーチ、水上、馬上などのスポーツのモデル地区とする
・軍民融合発展の基地、国家戦略エネルギー備蓄基地を建設する
・海外企業を誘致する
・文化、教育、農業、旅行産業など、海上シルクロードの国際的な交流のプラットフォームを建設する
・南海天然ガス開発、海底鉱物開発、海水の淡水化利用、海洋再生エネルギー、海洋エンジニアリング設備の研究開発、現代化海洋牧場などを発展させる
・免税政策を行う
・国際的なクルージング航路の中継点として発展させる
・国際的な治療旅行先として発展させる
・外資に対して文化事業を開放する
・石油燃料自動車を禁止する
・ビニール袋、プラスティックの食器などを全面的に禁止する(環境に配慮した街づくり)
・デジタル産業を発展させる
・国際的なエネルギー、バルク商品などの取引所を設立する
・深海探査、海洋資源開発、衛星などの戦略技術の発展のためのプラットフォームを作る
現在はまだ、計画を広げただけかもしれないが、国家が主導で開発すると言っている以上、今後、多額の投資資金が投入されることになるだろう。日本企業から見れば、リゾート開発会社、旅行会社、小売り企業、医療、環境関連企業などにビジネスチャンスがありそうだ。
文■田代尚機(たしろ・なおき):1958年生まれ。大和総研で北京駐在アナリストとして活躍後、内藤証券中国部長に。現在は中国株ビジネスのコンサルティングなどを行うTS・チャイナ・リサーチ代表。ブログ「中国株なら俺に聞け!!」、メルマガ「週刊中国株投資戦略レポート」も展開中。