一方、メガバンクやテレビが低迷する理由は、マイナス金利の影響で収益が厳しく、人員削減のニュースがあったこと、視聴率低下でテレビ離れが叫ばれることなど、昨今の世相がもろに反映された結果と見られている。都内の国立大学4年生のBくん(22才)が語る。
「周りの就活仲間を見ていても納得のランキングです。電通や博報堂など、一昔前に人気だった大手広告代理店も、志望している友人は少ない。電通社員の過労自殺のニュースでマイナスイメージが付いたのは大きいですが、そもそも今の学生には、表向きの華やかさとか給料のよさは重要ではありません。“時代の潮流”にうまく乗っかっている、あるいは今後乗っかりそうな企業に就職したいんです」
母からすると「?」の結果も、学生のトレンドを見事反映させたものだといえる。
※女性セブン2018年5月3日号