フィボナッチで読めていた1ドル=107.79円
4月13日(金)、ドル円相場は1ドル=107.79円(くりっく365)まで上昇した後にいったん下落しましたが、こちらの価格はフィボナッチリトレースメントというテクニカルツールの計算によって、あらかじめ想定されていた価格水準でした。
具体的に計算過程をお伝えすると、2016年の高値:1ドル=118.68円から今年に入ってからの安値:1ドル=104.63円まで下落した値幅である14.05円に対する23.6%戻りの価格が1ドル=107.945円です。
1ドル=107.79円と比べて若干の誤差があり。全く同じ価格ではありませんが、概ね近い価格と言えます。
このように、相場がきちんと法則通りに動いているという前提に立ち、例えばフィボナッチリトレースメントの法則に従った計算をしておけば、あらかじめ相場の動きをある程度予測することが可能だと思います。
日々のニュースなどに必要以上に翻弄されず、チャートの法則をきちんと学んでからトレードすることが何より大切だと私は考えます。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。