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牛丼チェーン最大手の「すき家」 吉野家や松屋にはない特徴とは

すき家の『とろ~り3種のチーズ牛丼』は子供にも人気

 数ある牛丼チェーンのなかでもっとも店舗数が多いのが『すき家』。その数は1900店舗以上で、2位の吉野家の1100店舗を大きく上回っている。

 そんな牛丼チェーン最大手のすき家だが、2014年ごろに人手不足で深夜営業を停止したり、一時閉店したりする店舗が相次ぎ、ニュースでも大きく扱われた。しかし、現在はほとんどの店舗が通常営業に復帰。もちろん、深夜営業も行われている。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏がこう説明する。

「人手不足が大きな問題になったことで、すき家は深夜営業を店員1人に任せるワンオペを解消すると宣言。実際に、ワンオペは廃止となったほか、労働環境の見直しも実施され、人手不足はかなり解消されたようです。昨年末には一部メニューの値上げを実施しましたが、業績は好調のようです」

 そんなすき家が消費者に支持されているのは、どんなポイントなのだろうか。

「すき家の場合、やはりメニューの豊富さが大きな魅力になっているでしょう。トッピングはもちろん、『ミニ』から『メガ』まで6段階の大きさの牛丼が提供されている点は消費者にとってはとてもありがたいことだと思います」(小浦氏)

 すきやの牛丼は、『ミニ』290円、『並盛』350円、『中盛』(ご飯少なめ肉多め)480円、『大盛』(ご飯多め)480円、『特盛』630円、『メガ』780円という価格設定だ。

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