牛丼店でクレジットカードが使える
家族ですき家に行くことが多いという40代の男性Aさんは、こう話す。
「子供なら『ミニ』、妻は『並盛』、私は『大盛』といったように、それぞれの食べる量にあった注文ができるのが便利。それに、吉野家や松屋はカウンター席がメインですが、すき家の場合は4人卓も多く、家族で入りやすい。『とろ~り3種のチーズ牛丼』のように子供に好かれるメニューがあるのもうれしいです」
すき家では、定番の牛丼のほかに、豚丼(380円、並盛)、『ポークカレー』(450円、並盛)、鉄火丼(680円、並盛)、まぐろたたき丼(580円、並盛)といったメニューも提供されている。また、朝食限定メニューとして、『おしんこベーコンアスパラ朝食』(350円、ごはん並)、『たまかけさば朝食』(390円、ごはん並)といったメニューもある。朝食メニューを利用することが多い20代の男性Bさんはこう話す。
「個人的に気に入っているのは、250円の『おしんこ朝食』(ごはん並)。ごはんと味噌汁におしんことのり、ポテトサラダというシンプルなメニューですが、250円は安い。おしんこの代わりに生卵がついた『たまかけ朝食』もよく食べます」
さらに、吉野家や松屋にはない、すき家だけの大きな特徴がある。
「吉野家や松屋は、基本的にクレジットカードが使えませんが、すき家の場合はクレジットカードを使える店舗が多い。さらに、Edyや交通系電子マネーも使える。これは大きなメリットだといえるでしょう」(小浦氏)
ファミリー層を意識した店づくりや、バリエーション豊かなメニュー、さらには支払い方法まで、すき家ならではの特色といえそうだ。