でもね、我々はみんな、子供の頃や学生時代には、土日に祝日、GW、お盆、年末年始といった時期には休みが普通に与えられていました。それが社会人になっても当たり前だと思っていたところ、デパートやホテルなど何らかのサービス業に従事したり、鉄道、バス、飛行機などの交通機関、電気やガスなどのインフラ系、さらには警察や消防などで働くようになったことで、多くの人が休んだり娯楽を楽しんだりする日に働く生活を送るように変化した方もいると思います。
ブラック企業でない限り、平日に代休を取ることもあるとは思いますが、世間の空気が「お休みモード」にある時に働くのはどこか寂しいもの。また、学生時代の友人やら地域の知り合いもこの時期には休むため、同窓会やら地元の会合にも仕事のため参加できず後ろ髪を引かれる思いをする方もいらっしゃるかもしれません。
「残念だな。せっかく高校時代のみんなが地元に戻ってるのにね」なんて言われつつも「オレは仕事があるのだ、押忍! お前らは楽しんでくれ! オレは仕事を頑張る!」となる方もそれなりにいるのではないでしょうか。
今年のGWが非常にカレンダー的に良い状況になっていて一般的な勤め人の楽しみが増幅しているのは間違いないでしょうが、こうした時期こそ、他人の楽しみのために頑張って働いている方々が大勢いるってことに対して感謝してもいいんじゃないかなァ……なんて思った次第です。仕事は尊いですよね……。