しかし、蓋を開けてみれば、9日の日経平均株価は99円安。下落はしたものの、ショックというほどではなかった。トヨタ自動車の純利益が2兆4939億円と日本企業としての過去最高を記録したことも、相場を下支えした要因となったのかもしれない。
その一方で今回は、結婚ではなく熱愛報道にすぎなかったからショックを免れたという指摘もある。たとえば、先月の4月25日の株式市場終了後に、女性セブンが女優の剛力彩芽とスタートトゥデイ社長の前澤友作氏との熱愛を報じたが、翌日の日経平均株価は104円高と下落しなかった。北川景子の例でも、結婚発表時は479円と暴落したが、交際が初めて報じられた2014年11月27日の日経平均株価は、135円安でとどまっていた。
もしかすると、株式市場を暴落させるのは結婚であり、熱愛レベルであれば投資家たちはまだ耐えられるのかもしれない。