また、日経平均株価の見通しを考える上で「ボーナス」も1つの材料になり得ます。6月から7月にかけてはボーナスシーズンに入りますから、まとまった資金ができて新規で株を買う会社員の方も増えると想定されます。こちらも1つの買い材料となり得ると考えられます。
8月に入ると夏枯れ相場になって、下落する場面も見られ、例年の傾向から言って日経平均株価が1000円安くらいをつける可能性もありますが、本格的に夏入りする前に、「ひと上げ」ある可能性を考えてトレードしています。
ただし、当然のことですが、いついかなるときも万が一の事態に備え、資金管理を徹底することは忘れません。
【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。