地域限定の冷やしつけ麺も
ローソンでは、『盛岡風冷麺』（498円）、『Wチャーシューの冷し牛骨醤油ラーメン』（460円）が販売されている。
ローソンの『盛岡風冷麺』
「ゆで玉子やキムチ、わかめなどが具材として入った『盛岡風冷麺』は今やコンビニの冷やし麺メニューの定番。『Wチャーシューの冷し牛骨醤油ラーメン』は冷やし麺の中では、こってりとした味わいが特徴の醤油ラーメンです。
また、ローソンでは関東地区限定ですが『麺屋一燈監修冷し濃厚魚介つけ麺』（530円）という冷やしつけ麺も販売しています。コンビニレベルでは考えられないクオリティーだと人気が高いようです」（小浦氏）
ファミリーマートでも『盛岡風冷麺』（498円）を販売。さらにシンプルな『冷し醤油ラーメン』（460円）もラインナップされている。
ファミリーマートの『冷し醤油ラーメン』
「『冷し醤油ラーメン』は、チャーシュー、きゅうり、ねぎ、メンマ、なると、もやしが入っていて具だくさん。スープはかなりあっさりしていて、とても食べやすい印象です」（小浦氏）
コンビニで一般的な『ざるそば』の価格帯は350円程度。ラーメン系の冷やし麺は450～500円程度なので、100円くらい高くなってしまう。この価格について、冷やし麺ファンはどう感じているのだろうか。
「たしかに、麺でお腹を満たしたいだけであれば、ざるそばのほうが、コストパフォーマンスは高いかもしれません。しかし、そもそもお腹を満たしたいからコンビニ冷やし麺を食べているという感覚ではないんです。暑いなかで、冷たくてさっぱりしたラーメンをツルッと食べたいという欲望を満たしてくれるのがコンビニ冷やし麺。具材も入っているし、むしろ冷やし麺のほうがいろいろな味を楽しめて、お金を出す価値はあると思っています」（Aさん）
夏にしか食べられない、コンビニの冷やし麺を堪能してみては？
