発行枚数累計7000万枚というイオンの電子マネー『WAON』を徹底解剖。そのはじめ方から使い方まで、知って得する情報を大紹介する。
WAONをはじめる
自宅近くのイオンで夕飯の買い物をしている福岡県在住の主婦A子さん(46才)は、次々と買い物かごに商品を入れ、レジに並んだ。夕方のスーパーは混み合うが、スムーズに会計を済ませることができた。
「財布を出さずに、カードでピッとすぐに支払えるのが気に入っています。支払い時に鳴る『ワオーン!』という音も、かわいくて和みますよね」
A子さんが使っていたのは、電子マネー「WAON(ワオン)」。電子マネーとは、レジの横にある読み取り機に、カードをかざすだけで支払いができる「お金」のこと。瞬時に支払いが済み、少額でも気軽に使えるため小さな買い物にも向いている。
WAONはイオングループが発行する電子マネーだ。2007年にサービスを開始し、累計発行枚数は業界2位の7000万枚(2018年3月末時点)を突破。主にイオンなどの全国約39万1000か所(2018年4月末時点)のお店で使えて、支払い時にポイントが貯まる。