今回のタックル問題が日大生の就職に影響するのではないかと心配する声も上がっていますが、それはほとんどないはずです。大学自体の体質に批判の矛先が移る一方、学生に対して世間は同情的に見ています。加害者となった宮川泰介選手にも、(PR会社である)サニーサイドアップの次原悦子代表取締役社長も「内定出します(略)こんな人と働きたい」とツイッターに投稿したくらいです。
ただ、このまま日大の体制が刷新されないようなら、受験生の減少といった影響は出てくるかもしれません。そうなると入試レベルが下がっていき、結果的には就活における企業側の学生に対する評価も変わってしまうでしょう。
※週刊ポスト2018年6月15日号