キャリア

子供の健全な金銭感覚を育てる「お金教育」のステップ

【小学生】

 いちばん大切なのは、おこづかいを与え始めること。そして、家計簿の基本となる、おこづかい帳をつけさせるのがおすすめだという。ファイナンシャルプランナー・竹谷希美子さんが語る。

「思春期を迎える前で、親の言うことを聞く12才頃までが、お金のしつけの基本を教え込むのにいちばんいい時期です」

【中学生】

 行動範囲が広くなり、おこづかいのやりくりが複雑になるのがこの時期。

「友達とのかかわりが密になり、携帯電話やスマホを欲しがるようになるので、通信費やスマホ課金にいくらかかるか教えてあげましょう」(竹谷さん)

【高校生以降】

 アルバイト経験をさせるほか、インターネットを上手に活用する方法を教える時。

「大学進学の費用を子供自身に調べさせるのも、いい経験になります」(竹谷さん)

 学費を子供に一部負担させると、お金がもったいないからと、勉強をさぼらないようになるそう。奨学金やローンについても、その仕組みを把握させ、将来設計が描けるよう、導いてあげよう。

※女性セブン2018年6月21日号

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