家計

化粧品を買わなくても大丈夫? 雑誌の付録をフル活用する節約術

 付録コスメのメリットは質の良さと、“冒険ができること”だという。

「100円ショップの化粧品だと、どうしても品質の部分で満足いかないことも多いのですが、付録コスメは有名ブランドのサンプルであったり、コラボしていたりするので、実は品質が良いんですよ。そういう意味ではコストパフォーマンスは悪くないと思います。

 あと、付録のアイシャドーやネイルなんかだと、いろんな色が入っていることも多いんです。単体では絶対に買わないような色なんかもあって、付録だからこそ冒険ができるということもあるんですよね。付録を使うようになったことで、メイクのバリエーションも増えました」

旅先で失くしても気にならない!

 Kさんは、仕事で泊りがけの出張に行くことも多い。そういうときこそ、付録コスメが大活躍するというのだ。

「化粧品は決して安くないので、旅先で失くしてしまうとかなりショックですが、付録であれば失くしてもまったく気になりませんね。乱雑に扱えるのもラクでいいですね(笑)」

 付録コスメはそれだけでも十分に使えるものだが、もちろん“サンプル”としての役割もある。つまり、付録を使っていいと思ったら製品を買ってほしい……という思惑があるわけだが、Kさんは製品を買うことがほとんどない。

「たぶん、お気に入りの化粧品がある人であれば、付録コスメでは全然満足できないのかもしれませんが、“メイクができれば何でもいい”という感じで、こだわりがあまりない性格なので、付録だけで完全に満足しちゃっています」

 意外と重宝されている雑誌の付録コスメ。節約メイクにはいい方法かもしれない。

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