【2】高速道路のサービスエリア内では給油を避けよ
一方、極力給油してはいけない場所もある。それが高速道路のサービスエリア内のガソリンスタンドだ。
「サービスエリア内のスタンドは、競合店がないので非常に高めの値段に設定しているんです。なかには周辺相場より10円以上高いところもある。遠出する時は、都心部で給油してから高速に乗ることを忘れないようにしましょう」
【3】セルフ式を探せ
単純に人件費の問題で、スタッフがいないぶん、セルフ式のガソリンスタンドの方が値段は絶対的に安い。ただし、窓ガラスの拭き上げやエンジンオイルの交換など、細かなサービスは受けられないので、目的によってはセルフ以外を選ぶことも必要だ。
【4】満タンにはするな
車体の重さは燃費の悪さに直結する。
「レギュラーガソリンは1リットルだいたい750g。例えば普通車で満タン60リットル入れた場合は44.5kg。これを30リットルまでにしておくと重さも半分になる。燃費が改善され、ガソリン代の節約になります」
あえて半分しか入れないのも手だ。
【5】アプリを活用せよ
SNS全盛のこの時代、ガソリン代の節約のためにもスマホのアプリは欠かせない。
「『gogo.gs』というアプリが超オススメです。全国の地域ごとにスタンドのリアルタイムの価格が全てわかるんです。安い順に並ぶので、非常にわかりやすいです。長距離ドライブの際は、事前にこのアプリで給油ポイントを決めておくと楽になります」
【6】手持ちカードに合わせて店を選べ
ENEOS系のガソリンスタンドならTポイント、昭和シェル系はPontaカード、エッソ・モービル・ゼネラル系は電子マネーのnanacoが使える。毎日車に乗る人は、持っているカードに合わせてガソリンスタンドを選んでいくとポイントも貯まり、大きな節約になる。
「石油会社が発行するクレジットカードはさらにお得です。例えば『ENEOSカードS』は初年度年会費が無料の上、年に1度でも利用すれば次年度以降も無料になるので、実質年会費はかかりません。こうしたカードは給油時に店頭価格から2~3円値引きされるだけでなく、請求時にも割引きされる場合もあるので、作らない手はありません」
※女性セブン2018年6月28日号