【3】不要な荷物は全て降ろす
「レギュラーガソリンは1リットルだいたい750g。例えば普通車で満タン60リットル入れた場合は44.5kg。これを30リットルまでにしておくと重さも半分になる。燃費が改善され、ガソリン代の節約になります」
車体の重量が重ければ重いほど燃費は悪くなる。つまりトランク内のいらない荷物を整理するだけで、燃費は目に見えて改善するということ。ゴルフバッグや洗車道具など、使っていない荷物を入れっぱなしにしている人は多い。これを機にトランクを整理しよう。
【4】空気圧はこまめにチェックせよ
タイヤの空気は必ず抜ける。空気圧は燃費に直結するので、こまめなチェックが必要だ。
「空気圧が低いとタイヤの変形が大きくなり、地面を回転する際に抵抗が増えてしまう。逆に高すぎてもグリップ力(摩擦力)が下がり、事故に繋がる。最低でも月に1度を目安にガソリンスタンドでチェックしましょう」
【5】エアコンは賢く使う
エアコンも燃費に直結する要素で、冷房を入れると10%以上も燃費が悪くなるといわれる。
「ただ、夏場にエアコンを切って熱中症になるのも問題です。夏場は25~27℃を目安にして、ECOモードがあれば必ず入れましょう。車内の温度を上げないために、木陰に駐車するのもオススメです。できない場合はサンシェードをフロントだけでなく横、後ろの窓にも置くとよいでしょう。車内温度を低く保つことができるので、エアコンの負担を減らせます」
ちなみに窓を開けて走行する場合は、対角線を開けるようにするのが肝だという。風は対角線を通るので、運転席を開けたら左後部座席の窓を開ける。これにより車内にこもった熱を早く放出できる。
「平均燃費がリッター15kmという乗用車の場合、これらの対策を実行するだけで、19~20kmまで燃費を伸ばすことができます」
今日から実践あるのみ!
※女性セブン2018年6月28日号