ガソリン代の値上がりが止まらない。6月6日、資源エネルギー庁が発表したレギュラーガソリン代の全国平均は、1リットル当たり152円。4年ぶりの高値を記録した。しかし、ちょっとしたことで燃費を劇的に節約できる裏ワザも多数存在する。
誰にでもできる運転方法で、燃費は一気に改善できるもの。リッター当たりの走行距離が伸びれば給油の回数も減り、ひいてはガソリン代の節約に繋がるわけだ。
【1】急発進はNG
ガソリンは発進時にいちばん消費する。信号のたびにアクセルを一気に踏んで急発進するのは最も燃費が悪い走り方だという。モータージャーナリストの佐藤篤司さんが語る。
「理想はスタートして3~4秒後に時速20kmに達する走り方です。少しじれったいかも知れませんが、この加速を意識しましょう。燃費が劇的に改善します」(佐藤さん。以下、「」内同)
【2】車間距離を一定にする
無駄な追い越しや追い抜きなど、スピードの増減をしないことは燃費改善の必須事項。そのためには車間距離を一定に保つことが大切だ。
「前の車が通過した場所に、2秒より少し前に自分が到達する距離がベストです。高速でも市街地でも同じで、一定車間で走り続けることが省燃費に繋がります」