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2018年「夏のボーナス」上位企業を分析 自動車快進撃のワケは?

 そんな中、今年好調なのがトヨタを筆頭にした自動車関連企業だ。

「主な収益を海外市場に頼る自動車業界は、円安を追い風に業績を伸ばしました。自動車業界はすそ野が広く、自動車製造に伴って、素材や精密機械業界も連動して儲かる傾向にある。今年のランキングは、それが顕著に表れたといえるでしょう」(坂田さん)

 大手ゼネコンで働く夫を持つ主婦A子さん(51才)が話す。

「昨年はボーナス額が大きかっただけに今年の減額はこたえます。住宅ローンのボーナス返済もままならず、パートのシフトを増やしました」

 不動産会社勤務の夫を持つB子さん(39才)も浮かない顔だ。

「ウチも夏のボーナスは減額。仕方なく生命保険を見直して、月掛け金を半分にしました」

 一方、今年11位だったダイキン工業に勤務する夫を持つC子さん(44才)はこう話す。

「ボーナスは、それほど大きな増額でもありませんでした。でもこのご時世、ボーナスをいただけるだけで有難いこと。昨年より少し多めにいただいたお金は、娘と2人でビュッフェにでも行って、ちょっと贅沢させてもらおうと思います」

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