同音異義語トラップ
東京・文京区で働くネパール人のビノドさんは日本語特有の“同音異義語”がやっかいだと苦笑する。
「お客さんが『おでんの汁、いっぱい入れて』と言うので、おたまに“1杯”入れたら、怒った顔で『あと3杯くらいは入れてほしいって意味だよ!』と言われた。ニホンゴ、ムズカシイ(笑い)。物の数え方も同じ“2”でも『フタツ』と言われたり『ニコ』と言われたりするから、すぐに対応できなかったりすることもある…」
小雨でも傘
コンビニでビニール傘を売るのも、日本特有だという。
「雨が降ると、小雨でもビニール傘がすごく売れる。来日したての頃は、小雨だからそんなに濡れないのにわざわざ買うなんて“モッタイナイ”って思ってました。でも、何年か日本に住むうちに、自分も傘を買うようになってきて(笑い)。安いし、やっぱり濡れたくないし、便利ですよね」(ベトナム出身のグェンさん)
※女性セブン2018年7月5日号