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つけ麺、油そばに「大盛り無料」チェーンが多いのはなぜ?

食べられない量を注文するのはNG

パンチョの「ナポリタン」300gに目玉焼きトッピング

 つけ麺だけでなく、一部のラーメン店では“替え玉無料”のサービスも実施されている。たとえば、都内を中心に21店舗を展開する『とんこつラーメン博多風龍』では、ラーメンの替え玉が1回まで無料だ。

「風龍は元々『とんこつラーメン』の価格を500円に設定して営業していたのですが、現在は580円となっています(店舗によって異なる)。都内だとラーメン1杯700~800円くらいすることも珍しくないので、それでも安いといえます」(小浦氏)

 さらに、ナポリタン専門店としてテレビ番組に取り上げられることも多い『スパゲティーのパンチョ』では、「ナポリタン」と「ミートソース」の小盛300g、中盛400g、大盛600gがそれぞれ690円と同じ価格だ。

「小盛の300gでも一般的なスパゲティー店の並盛り以上の量。まさに量を食べたいという人にはパンチョは大人気です」(小浦氏)

 大盛り無料のチェーン店が大好きだというのは、都内に住む30代の男性Aさんだ。

「大盛り無料の店に行くときは、しっかりお腹をすかせてから行きます。頼んだ量は絶対にたいらげるのが礼儀。勢いで大盛りを頼み、無理やり食べるのではなく、あくまでも食べたいから食べるということを大事にしています」(Aさん)

 あまり無理して食べるのも良くないが、無料だからと過剰に注文するのはご法度。自分の食べられる量をしっかり把握して注文するのがマナーというわけだ。

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