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朋友のために… ある中国人が「命懸けの接待」をした理由

橘:その知人の紹介で私が鄭州に行ったら、満漢全席のような豪華な料理を用意し、全力で歓待してくれました。白酒という強い酒を出してきて「酌み交わそう」と。私は断わったんですが、あとで聞いたら、その人は糖尿病で医者から酒を止められていて、ほんとうに飲んだら死んでいたかもしれない。

西谷:命懸けの接待ですね。

橘:私が朋友の客人だからです。受けた恩は必ず返すのが掟で、「私はいまも君の朋友だ」と証明し続けなければならないんでしょう。

※週刊ポスト2018年7月6日号

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